七 文 字 n a n a m o j i

たった7桁で、誰かと繋がる。

あの日の記憶を、7桁に。

ゆっくり、下へ

この場所では、誰かと7桁の数字を交換します。

ひぐらしの声、稲穂の波、遠くの踏切。
ここは、あの頃の夏に似た場所。

ことばは、いりません。数字だけ、7桁。

誕生日。あの日の日付。ふたりの暗号。
誰かの7桁が、川のように流れてきます。

0707070
1192296
0830211
3150721
1010117
0000007
8930824
0707070
1192296
0830211
3150721
1010117
0000007
8930824

短いからこそ、想いが残ります。

誕生日、初恋の日付、あの夏の改札の時刻。
7桁の数字は、ポケットの中の小石のように、
いつまでも手の中に残ります。

あなたの7桁を、そっと置いてみる。

言葉はいりません。誰かの7桁が、かわりに届きます。

あなたの7桁を、

夜空へ。

あの日の想いを、7桁で交換する。